1999しし座流星群観測会結果報告

・しし座流星群とは

正式名称:Leonids

母天体:テンペル・タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)

しし座流星群はテンペル・タットル彗星がまき散らした塵の中に地球が遭遇し、その塵が地球上に降ってくることで起こるものである。彗星の周期の関係で33年ごとに大流星群を期待することができる。

 

・物理部しし座流星群観測会

物理部は「Leonids99,しし座流星群高校生国際観測会」に参加しました。

Leonids99WebSite http://www.leonids.net

観測環境

観測日時:1999年11月17日午後10時〜11月18日午前3時20分
観測地:岡山県小田郡美星町黒木せとうち天文同好会観測所
観測方法:眼視観測(13人)
       ビデオ撮影(3人、イメージ・インテンシファイアーを使用)
       写真撮影(2人)

観測概況

11月17日から18日にかけて美星町黒木でしし座流星群観測会を行いましたが、あいにくの曇天で流星雨どころか滴の降るほうの雨まで降り、さんざんな観測会となりました。

しかしながら物理部眼視観測チームは雲の切れ間からのべ25の流星を確認しました。

1.観測場所:岡山県小田郡美星町黒木せとうち天文同好会観測所
          34.6°N  133.5°E

2.観測日:1999年11月17日〜18日


3.観測会に関する日程
11月16日(火)観測会打ち合わせ(物理講義室)
     16:00〜
    17日(水) しし座流星群観測会
     17:00 下校
     20:00 学校集合・現地へ出発   
      20:30 観測所到着・観測準備
           21:00 観測開始
18日(木)
      5:30 観測終了・片づけ、データ集計
           6:00 帰校
           6:30 帰着・解散

4.参加者と観測分担
  ●眼視計数観測(Leonids'99の推奨観測)
   原田啓永、藤井 善(統括)
   原 洋貴(タイムキーパー)
   山下和宏、高井康浩、幡司 梢、高橋皓子、大山丈晴、小寺孝一、芋谷省吾、渡辺充弘、釆女寛行、瀬嶋 真
  ●ビデオ観測(I.I.を使用)
   田辺和男(統括)
   小田泰丈、木山 誠
  ●写真観測(赤道儀による追尾)及びデータ集計
   鈴木健正、三木雅弘
  ●顧問
   清水 司先生

5.交通
  ・マイクロバスをチャーター
   (移動用、休息用、防寒用としてバスを1台チャーター)

↓以下、部内向け情報↓

6.個人で準備するもの  
・防寒具(カイロ、毛布、寝袋) ・夜食 ・懐中電灯 ・筆記用具など
(特に防寒につきましては各自徹底した準備をお願いします。)

7.観測会打ち合わせについて(重要)
●日時 1999年11月16日 16:00から20分程度。
(16日は球技大会ということで1年生の皆さんは疲れがたまっていることと思いますが宜しくお願いします)
●場所 物理講義室
●打ち合わせ内容
・役割分担・責任者の確認
・当日の日程、タイムスケジュールの確認
・観測に関する説明(流星雨への対応、記録の取り方など)
・連絡網及び欠席の連絡について
・バスチャーター費の集金(2500円)
●準備
 ・バスチャーター費2500円を集金しますので準備をお願いします。

眼視観測の結果

leo99.gif (14347 バイト)leo99-2.gif (21107 バイト)

マスコミの反応

山陽新聞1999年11月19日

leo99npe.jpg (26132 バイト)

記事内容

雲間から見えた?しし座流星群

笠岡高校 天文甲子園に参加   里庄東町六年 焼き芋食べ寒さしのぐ
 「しし座流星群」を見ようと、井笠地域の小学生や高校生も十七日夜、校庭や山頂で観測会を開いた。悪天候ながら、時折、雲の切れ間からのぞく星空を楽しんだ。
世界二十一カ国約四千百人の高校生らによる同時観測会「天文甲子園」に参加している笠岡市笠岡、笠岡高校物理部十八人は、美星町黒木の山頂で。厚着をして寝転がり、東から西へ流れる星を裸眼で追った。結果は一晩で数個。一年三木雅弘君(十五)=寄島町=は「天候が悪くて残念。またの機会にぜひ」と話していた。
 一方、里庄町里見の里庄東小学校六年生五十六人と父母は、同校グラウンドで観測。児童らは寒さを忘れ、夜空を見上げていた。
 グラウンドにシートを敷いて寝そべり、毛布にくるまって観測。学校が準備した望遠鏡をのぞき込んだり、父母が差し入れした焼き芋をほお張りながら、流星群の出現を待った。
 あいにくの曇り空のため、肉眼で観測できた流星は三時間で一つか二つ。野村真未さん(十一)=里見=は「雲が多く残念。でも、友達といろんな話をしながら星を眺めるのは楽しい」と話していた。