物理部新聞第10号(1998年11月20日発行)

流れた!しし座流星群
 11月17日夜から18日朝にかけて物理部は美星町黒木のせとうち天文同好会観測所にてしし座流星群の観測会を行った。
 観測会では流星の数をかぞえる眼視観測、流星の撮影をビデオと写真の2方式で観測を試みた。
 観測会では一時間に百個以上の流星が現れる「流星雨」の現象は見られなかったものの一番多くの流星を確認した部員によって18日午前3時10分から4時10分にかけて87個の流星が観測された。また輝きで影が出来る「火球」も多く観測され、部員から歓声が上がった。
 この観測会のためにジャコビニ流星群でこの流星群のリハーサルを行ったり二度にわたるミーティングなどで準備を完璧にした物理部員だが、写真を台無しにする車のヘッドライト、さらには寒さや睡眠不足には勝つことが出来ず、反省点を残した観測会となった。それでもRSKイブニングニュースで物理部撮影の映像を、中国新聞で写真を紹介されるなど多くの人たちに活動を評価してもらったことは物理部員の大きな喜びとなった。

極大は17日午後2時頃
 日本流星研究会のホームページではしし座流星群の極大時刻(流星が最も現れる時刻)は11月17日午後2時頃で当初の予定より15時間も早かったであろうという推測が発表された。国際天文学連合回報No.7052によると最も多くの流星を観測したのはスペイン領カナリア諸島にあるラ・パルマ天文台で1時間あたり約1000個もの流星嵐を観測したようだ。

編集後記
 33年の極大となったしし座流星群を皆さんもご覧になりましたか?あいにくの曇天であまり見えなかったという方も多かったと思います。 12月14日にはふたご座流星群も極大を迎えます。月明かりもなく流星をみるには好条件の夜空になりそうです。興味のある方は是非夜空を見上げてみて下さい。

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